設立趣旨
２１世紀の現在、地球規模での環境汚染が深刻な問題になることが予想されています。地球温暖化を始め、オゾン層の破壊、土壌並びに地下水汚染、酸性雨による森林破壊、砂漠化や海洋汚染など、経済活動が起因と思われる環境汚染が世界中で問題となってきており、特に生活環境の汚染が取り上げられるようになってきました。
土壌・地下水や屋内環境等の日々の暮らしに関わるところで汚染物質等の脅威があり、安全に生活する為一般大衆の方々にも汚染に関わる知識が必要になってきています。
私たちは汚染物質の性質等の知識、無害化処理や処理物のリサイクルに関する技術の理解を深めることで、生活環境の改善や自然環境の保全になると考え、特定非営利活動法人グリーン環境技術工業会を設立しました。環境汚染の問題解決を志す人々に、廃棄物及び汚染物質等の現状や将来の展望に関する技術の理解を、第一線で携わっている人と交流することで得てもらい、無害化やリサイクルに関する技術の理解を深めてもらうことで、生活環境のゼロ・エミッションを促進し、環境汚染の改善、自然環境の保全に邁進したいと思います。
申請に至るまでの経過
平成１１年５月「グリーン環境技術工業会」として発足し、処理業者を中心に廃棄物及び汚染物質等の無害化やリサイクルについての情報交換や大学等との新技術開発などを行って参りました。
昨今の土壌並びに水質の汚染問題を重視し、廃棄物及び汚染物質等の現状や将来の展望に関する正しい知識の啓発活動を広く一般に行うため、平成１５年３月より特定非営利活動法人設立準備会を結成いたしました。
平成１５年６月設立総会を終了し、最新の無害化処理技術やリサイクルの現状を広く一般に啓発するため７月より毎月１回見学会の開催、９月よりは環境に関するイベントに積極的に参加し、所期の目的を推進してゆく所存です。大阪府より平成１５年１２月３日に「NPO法人・グリーン環境技術工業会」として認定を受けましたことをご報告申し上げます。